よりよいプロンプトでAIのプランを長持ちさせる
AIのプランにはどれも上限があります。チャットアプリは数時間に送れるメッセージ数に、コーディングツールは1日や1週間でできる作業量に上限があります。その枠の多くは、本来必要のなかったやり取りに使われています。プランを長持ちさせる一番安い方法は、よりよいプロンプトです。
やり取りはどこに消えるか
長いチャットを見返すと、修正のためのやり取りがたいてい見つかります。答えが長すぎたので短くと頼み、口調が合わないので書き直しを頼み、形式が抜けていたので形式を指定してもう一度頼む。修正はどれも1通のメッセージで、どれもプランを消費します。
すべての原因は最初の依頼です。急いで記憶から書いたため、最初から正しい答えにするための詳細が抜けていました。
的確な1通は、ざっくりした4通に勝る
的確なプロンプトは、答えを誰に向けるか、どのくらいの長さか、どんな形にするか、何を省くかを示します。一度書けば、そのメッセージが最初の依頼と3回の修正の仕事をしてくれます。
ざっくりした依頼と的確な依頼を並べてみます。ざっくり: これを要約して。的確: これを忙しい上司向けに、1行ずつの箇条書き5つで要約して。必要な判断を先頭に。後者は1往復で済みます。前者は3往復かかることがよくあります。
指示は一度書いて、取っておく
多くの人は、新しいチャットのたびに同じ指示を少しずつ違う言い方で書き直し、弱い言い方のせいで余計なやり取りが増えています。解決策は、指示を一度書いてテストし、その文面をそのまま保存することです。
- メモをメールに直すなど、毎週している依頼を選びます。
- いちばんよい文面をAIアプリで試し、最初の答えが正しく返るまで言葉を調整します。
- その文面を、口調、長さ、形式を書き込んだ花びらとして、Prompt Petalに保存します。
- それからは、毎回新しく入力せず、保存した花びらを使います。
花びらでプロンプトをワンクリックの場所に
Prompt Petalは、画面に小さな花のボタンを置きます。テキストを選んでボタンをクリックし、花びらを選ぶと、保存した指示が、選択内容を組み込んだ形でチャット欄に入ります。テスト済みの文面が、記憶で打つ手早い文面と同じ速さで使えるので、手早いほうが勝つことはなくなります。
Freeは自分で書いて編集できるプロンプトを5つ保存できます。Proは好きなだけ保存できるので、試したプロンプトのライブラリをまるごと花に置け、アプリごとに専用のセットも持てます。
プランの残りをひと目で確認
Proには、ClaudeとChatGPTのプランの使用量メーターがあります。この数時間か今週で、プランをどれだけ使ったかと、上限がリセットされる時刻を、メニューバーやトレイに表示します。プロンプトがよくなると、メーターの進みが遅くなるのがわかります。
メーターは計画にも役立ちます。余裕があるときは大きな依頼を実行し、上限が近いときはリセット後に回せます。